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看護師で異動・退職を考えている方へ お金をもらって休む方法 【〜傷病手当・休職編〜】

やめ子

看護師やめ子です。(twitter:@kangoshiyameko

今回は、「もう限界ナース」の皆様へ向けた記事になります。

傷病手当について

私が傷病病手当を受けて休職した話

改めて・・看護師って本当に大変ですよね。

実際に、私自身も業務上のストレスに加えて、パワハラをうけて適応障害の診断後、半年休職し、病棟移動した経験があります。

常に気分が抑うつで、出勤しながら、記録を書きながら、申し送りを聞きながら突然泣いてしまったり、どんどん食事がとれなくなる、眠れなくなる症状が出て、ある日出勤することができなくなりました。

当時は、重症患者を看ながら、分刻みでやることに追われ、前後サービス残業は当たり前。勉強量も多く休日も夜勤明けも勉強しないとおいつかず、遊んでいると罪悪感と焦燥感で楽しめない日々が続いていて、もうすでに限界ナースでした。

それに加え、先輩からのパワハラでぶつかられる、足を踏まれる、「邪魔」「バカ」「頭が悪い」などの暴言を吐かれる等、今思えば地獄ですね・・・

はじめは、パワハラなんて縁遠いものと思っており、暴言を言われても、「先輩だしいじられてもしょうがないのかな」と流していたのですが、そうすると暴言もエスカレートして暴力も加わってきました。

そこでさすがに耐えきれず上司にパワハラを受けていることを相談しても本人への軽い注意で終わり絶望して、精神的に崩壊してしまいました。

私は「もう限界だ!」と思ってから、退職・異動・休暇の選択肢の中で、休暇を選んだのですが、今では良い選択だったと思っていますので、是非経験談を含めて説明し、皆様の今後の参考になればと思います。

適応障害とは

適応障害の症状

・不安、抑うつ、イライラ、悲壮感、過敏、混乱、気力・思考力・集中力の低下、攻撃的になるなど

・不眠、食欲不振、動悸、過呼吸、全身倦怠感、頭痛、肩こり、腹痛など

・遅刻、欠勤、早退、仕事の停滞、過剰飲酒、中毒、ひきこもり など

https://www.swallow-clinic.com/adjustment-disorders/

みなさんに、当てはまるところはあるでしょうか?

ネット検索でも「適応障害チェック」が無料でできるサイトもあります。

適応障害は特定の状況・出来事に対してストレスがあり、症状として現れるため、病院や同僚が原因の場合は、一旦離れて休むことが治療になります。

当てはまれば、業務を遂行することができない状態(さらに進むとうつ病になる可能性あり)ですのでお金をもらって休む、傷病手当を受けることができます。

傷病手当を受ける流れ

傷病手当を受ける流れについて、体験をもとにまとめました。是非参考にしてみてください。

①自分の症状が当てはまるか確認

ネット検索「適応障害チェック」で無料で確認もできます。

メンタルクリニックへ受診

まずは、診断書がもらえないと傷病手当で休むことはできないので、私はGoogleでクリニックの口コミをみて、傷病で診断書をすぐにだしてくれる、メンタルクリニックに受診しました。連続して仕事を休んだ4日目から傷病手当金が発生しますので、はやめの受診をおすすめします。

②診断書をもらう

診察時、状況や症状に合わせて1ヶ月、3ヶ月など(原則1ヶ月)、休暇期間を医師と相談します。手当金は休暇期間を終えた後に申請し支給されます。例えば1ヶ月分休暇だと、1ヶ月休んだ後申請し、そこから受理されるまで1ヶ月後に支給されます。お金がすぐ必要な場合は1ヶ月単位でだしてもらうのがおすすめです。

初診でかかる料金については、診断書は500円程度でした。薬はもらわなかったため、初診料と合わせて2000円程あれば足りました。

③部署長へ提出

申請に必要な傷病手当金支給申請書は健康保険を扱っている勤め先の総務課にあります。二度足を運ぶのは手間ですので、このタイミングで受け取ることをおすすめします。(※病院によって健康保険組合に直接請求をかける場合もあり)

書き方見本があれば、同じように記入します。自己記入欄に記入後医師に記入してもらう欄があるので、次回診察時に持参します。

④休職開始

仕事を休んで4日目から傷病手当扱いになります。

⑤メンタルクリニック受診時で傷病手当金支給申請書に医師の欄を記入してもらう

初診時に予約制であれば次回の診察を決めますので、予約した日にまた診察を受けます。私の場合、初診から2週間後だったのでこのタイミングで、申請書に医師記入欄記入してもらいました。傷病手当を受ける条件としてこれから原則1ヶ月に1回は受診の必要があります。

⑦書類を総務課に提出

⑤傷病手当金を受け取る

傷病手当金は「給与」として振り込まれていました。振り込みは申請書を提出してから1ヶ月後の給料日でした。(※保険組合によって違う場合あり)

次は、私が感じた傷病手当を受けるメリット・デメリットについてお話していきます

デメリット

  • 手当金が支給が遅い(1ヶ月毎の診断書の場合は、1ヶ月休んだ後に申請し、受理に1ヶ月かかり支給、3ヶ月毎の診断書の場合は3ヶ月休んだ後に申請し受理に1ヶ月かかり支給の支給)
  • 場合によって転職先にバレる(翌年、転職活動をして源泉徴収票を提出する場合は、休職期間給料が発生しないことからバレる可能性あり)
  • 周りにメンタルが弱い人だと思われる可能性がある
  • メンタルクリニックに月に1回の受診が必要
  • 診断書が出されるごとに、部署長へ提出しなければならない
  • 奨学金を受けていた場合は、お礼奉公が先延ばしになる

メリット

  • 長期休みがもらえる
  • お金がもらえる(支給開始以前の継続した12ヶ月の標準報酬月額の平均した額÷30日✕2/3(概算は「傷病手当 計算」の検索でヒットしますので、参考にしてみてください))

デメリットもありますが、なによりお金をもらって休めることのメリットは大きいと思います。

私は半年間休暇を得て、100万円ほどの手当金をもらいました。

お金の心配もなくゆっくり休むことができ、自分の心に余裕をもちながら情報収集することで、今後退職なのか、転職なのか考えることができました。

なので、退職・異動をする前に、一旦休職の選択をとることは、おすすめです。

注意点

注意点としては、なるべく早く受診し、診断書をもらって、有給が消化されないようにすることです。

雇用保険を払っているので、傷病手当をうける権利はあります。

看護師であるまえに人間として、自分を一番大切にしてほしいです。

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